知ってますか?小学生で受験できる算数検定について

算数検定とは

算数の実力を知ることができる、すべて記述式の全国レベルの検定です

英語検定や漢字検定ほど有名ではありませんが、年々志願者も増加している算数の技能を測る記述式の検定があります。それは「文部科学省」後援の日本数学検定協会 実用数学技能検定
1992年に実施した第1回の検定から2019年3月に実施した検定までの累計のべ志願者数が600万人を突破
※公式サイト検定に関する各種データより

そして2019年 小4で数学検定1級に合格したニュースが流れました。1級といえば大学程度のレベルです。こんな小学生は凄すぎですが勉強に対する刺激になります。

こんな方におすすめ

  • 算数が好きになりたい人
  • 算数を得意科目にしたい人
  • 正しい計算方法を学ぶ
  • 算数が苦手な人
  • 算数の苦手意識を克服したい人

数学検定と算数検定の違い

中学生以上の出題範囲の1級から5級は「数学検定」と呼び、小学生の算数領域の6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼んでいます。

実力確認や試験慣れにはぴったりです♪

検定レベルは15種類で下記になります。

  1. 1級(大学程度・一般)
  2. 準1級(高校3年生程度)
  3. 2級(高校2年生程度)
  4. 準2級(高校1年生程度)
  5. 3級(中学校3年生程度)
  6. 4級(中学校2年生程度)
  7. 5級(中学校1年生程度)
  8. 6級(小学校6年生程度)
  9. 7級(小学校5年生程度)
  10. 8級(小学校4年生程度)
  11. 9級(小学校3年生程度)
  12. 10級(小学校2年生程度)
  13. 11級(小学校1年生程度)
  14. ゴールドスター
  15. シルバースター

算数検定の合格基準は7割程度
受験すれば実力確認だけでなく勉強に対する刺激になります。
※準2級および3級は、文部科学省の「高校生のための学びの基礎診断」の測定ツールとして2018年12月に認定

11級の小1範囲は「個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフ」 と「特有問題」など

過去問題

実際に過去の検定で使用した各階級1回分の「検定問題」「解答用紙」「模範解答」が利用できます。
実力や苦手な単元の確認ができます。

過去問題

コンビニでは、公式サイトとは異なる2回分の過去問題や「算数・数学苦手分野対策ミニドリル」を購入できます。

もちろん各階級の過去問も用意されています。

ひよこ先生

ひよこ先生

階級受検者数(人)合格者数(人)合格率(%)
6級19,04116,26385.4
7級17,01713,56379.7
8級17,63415,41187.4
9級17,04915,38490.2
10級16,54115,64294.6
11級14,14913,45295.1

算数検定に役立つ学習

出題範囲を確認して自分の力で挑戦することももちろん可能です。

数検の通信教育

算数を学ぶことができる通信講座を大きく2種類用意されています。
※算数検定に特化したモノではありません。

学期ごとのコース「算数通信」とテキスト1年分(3学期分)を再構成したもの。通信添削あり
価格3,800円(税込)/学期


・「算数通信」で使用したテキスト1年分(3学期分)を再構成し、テキスト4冊+解答1冊にまとめたもの。通信添削なし
価格5,800円(税込)/年

公式サイト


その他

日本数学検定協会公認 数検DS ~大人が解けない!?子供の算数~もありました。

他にもある算数系のライバル検定

算数・数学思考力検定や日本珠算連盟の珠算検定・暗算検定・フラッシュ暗算検定になります。

検定の見本、確認問題などを見ることができます。

ひよこ先生

ひよこ先生

きつね先生

きつね先生

思考力検定は 名前の通りですが、特徴的なのが算数・数学の問題を解くことを通じて、子どもの身についている「思考力」の程度を知るための検定になっています。

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